土地自慢(自然のこだわり)
自然あふれる 山形県 庄内平野・・・

月山
 南に月山、北に鳥海山、庄内平野は、時代から取り残されたような静かな田舎で、高い建物、大きな工場ひとつ無い辺鄙な環境が今や重要な産地になっています。
 山からしみ出る雪解け水が、とても綺麗です。
その水で育つ稲は、おいしい米になるのは当然ですね。山形は、自然あふれる(自然しかない)米の産地と考えています。

鳥海山
味へのこだわり、自信!!
食味値の測定及び通知・グループ内での公表
 庄内こめ工房の最大の特徴が、食味計ですべての出荷米を検査し会員内で氏名公開の順位付けを実施していることでしょう。
 農産物検査時、等級判定と共に食味値を測定し、測定した玄米をサンプル保管するとともに、測定結果を各生産者へ通知する。全生産者が集まる全体会にて品種毎、生産者毎平均の食味値のランキング(1位〜最下位)が発表されます。上位の生産者の栽培方法を参考にし、翌年の栽培を行う。

 毎年お米のバージョンアップです。
 他の産地から負けないおいしいお米を作りつづける秘密です。


食味値とは・・・
 タンパク・水分・アミロース・脂肪酸から評価値を算出し、人間が食べた時のおいしいさを数字で表示します。その値です。
測定には食味計(ケット科学研究所 AN800)を使います。
安全性の取り組み・・・
山形県特別栽培農産物認証申請への取り組み
 庄内こめ工房設立以来、農薬の使用回数や化学肥料の使用量の削減に取り組み、山形県の栽培基準の半分以下で栽培しています。栽培の確認は、公益財団法人 やまがた農業支援センターの特別栽培農産物認証を取得しています。

 1坪に80株程度植える稲を60株に減らし、風通しをよくして、化学肥料を少なくし、丈夫な稲を育てないと農薬をへらすことが出来ません。密集した稲は、肥料を多く必要として結果的にやわらかい葉になり、虫や病気に弱い稲になります。

  庄内こめ工房の米作りの基本は、元気な稲作り 丈夫な根づくりです。

 一番苦労するのが、雑草です。雑草を伸ばしたままで置くと種が落ち、来年大発生するため、田んぼに入り、残ったヒエを手や除草機で取ります。他の人からは、『人間アイガモ農法』と言われながらも作業を行います。
              
 除草機にての作業風景  
トレーサビリティ(栽培実績)の実施
 より安心して食べていただけるように、庄内こめ工房ではトレーサビリティ(栽培実績)へ取り組んでおります。
 全生産者に基本的な作業工程及び、生産者のほ場住所・面積が表記されているトレサビカレンダーを春に配布する。前年の秋の堆肥散布から始まる稲作作業の日付、使用した肥料・農薬の量を記入してもらう。年3回、トレサビカレンダーを提出してもらい、
指導をしながら、システムへの入力作業を行う。最終、米の出荷時に提出してもらう。
システムへの入力のあと、トレースコードシールを発行し、米袋へ貼り付け出荷する。
お客さまにてホームページに米袋のトレースコードを入力してもらい栽培実績を確認していただけます。(利用にはID/パスワードの入力が必要)
詳しい仕組みはこちら