米の検査もほぼ終了。田んぼでの最後の作業です。




 山形県庄内地方も、連日30℃をこえる猛暑がつづいています。

 例年より早く穂も出はじめ、いよいよ害虫や病気との戦いです。
 おいしい米になる穂は、虫にとってもおいしいごちそうです。

 防除作業は、いもち病やカメムシなどの病気や虫から稲を守るため、発生の予想や状況をみて最小限の農薬を散布します。

庄内こめ工房では栽培計画を春から立て、慣行栽培の半分以下の農薬使用量で、最低限の防除作業を行います。
こめ工房の圃場には、栽培基準にそった栽培をしている証として、山形県特別栽培農産物認証の看板を立てています。



   



     防除作業にはいろいろな方法があります。

@農薬を入れた動力散布機に30から100メートルのホースをつけ、田んぼを横断するようなかたちで散布する方法。(右写真)
A動力散布機で直接散布する方法。
B最近多くなってきたのが、ヘリコプターにタンクをつけて、空中散布する方法です。


 ヘリコプターでの空中散布を羽黒メンバーの圃場を行うのでご紹介します。






 このヘリコプターが散布で活躍する無人ヘリです。
        

両側についているタンクに農薬を入れます。
ヘリは稲の2メートル上空を飛びます。
ヘリの左右のノズルから、農薬が出て、一定量を散布します。









無線にて操縦し、田んぼに均一に農薬を散布します。











庄内こめ工房では、防除作業を8月初めと中旬の2回行います。